健康・美容

オリーブ葉のお茶に含まれる成分│効果や選び方のポイントも解説

2023年5月10日

オリーブの葉には、体への健康成分が含まれています。オリーブの葉をお茶にして飲むことで、手軽に健康成分を摂取できます。

 

本記事では、オリーブ葉のお茶(オリーブリーフティー)に含まれる健康成分と、摂取することで得られる効果について解説します。

 

選び方のポイントもお伝えするため、オリーブリーフティーの購入を検討している人は、参考にしてください。

 

 

オリーブ葉のお茶に含まれる健康成分と効果

オリーブの葉のお茶に含まれる健康成分は、がんや心臓病、脳卒中などの生活習慣病の予防に役立つ成分が多く含まれているといわれています。

 

ここでは、オリーブの葉に含まれている健康成分で、代表的な「オレウロペイン」と「オレイン酸」について解説します。

 

抗酸化作用や抗菌作用のあるオレウロペイン

オレウロペインは、オリーブ葉から抽出されたエキスに豊富に含まれるポリフェノールの一種です。

 

ポリフェノールとは、さまざまな植物に存在する苦みや色素の成分を指します。

 

ポリフェノールには、抗酸化作用があり、生活習慣病予防に役立つといわれています。

 

オレウロペインも、抗酸化作用が高く、コレステロール値や血圧、血糖値を下げる効果や美容効果も期待されています。

 

抗酸化作用で免疫機能を活発にする

オレウロペインには、抗菌・抗ウイルス作用があり、病原菌から身体を守る効果があるといわれています。

 

オレウロペインによる効果は、身体の中で細菌の増殖を抑制し、人間の免疫機能を活発にする働きをしてくれます。

 

コレステロール値を正常に保つ

体内でコレステロールが酸化すると、動脈硬化の原因になります。

 

動脈硬化が起こると、心筋梗塞や脳梗塞を誘発するリスクが高くなります。

 

オレウロペインを摂取することで、抗酸化作用が働きコレステロール値や血圧、血糖値を下げて、正常に保ちやすくします。

 

美容効果が期待できる

オレウロペインは水が加わると、ヒドロキシチロソールという成分に分解されます。

 

ヒドロキシチロソールは、抗酸化力が強く、肌のハリを生み出すコラーゲンの生成を促すと考えられています。

 

さらに、肌のシミのもととなる、メラニン色素の生成を抑える効果があるため、美容効果も期待できる成分といえます。

 

コレステロール値を正常にするオレイン酸

オレイン酸は、オリーブ葉に多く含まれている、不飽和脂肪酸に分類される油です。

 

不飽和脂肪酸図解

さらに、不飽和脂肪酸は「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分けられます。

 

一価不飽和脂肪酸と、多価不飽和脂肪酸の特徴

不飽和脂肪酸は「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分けられ、オレイン酸は一価不飽和脂肪酸に属しています。

 

オレイン酸は、コレステロールが気になる人に、適しています。

 

一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸、それぞれの特徴は以下のようになります。

 

一価不飽和脂肪酸

  • 加熱調理に適している
  • オメガ9系脂肪酸といわれることもある
  • 腸の動きを活発化させ、便秘解消が見込める
  • 熱や光によって酸化しにくいため長期保存に向いている
  • オリーブオイルに含まれるオレイン酸は一価不飽和脂肪酸であり服用量が多い
  • 血中の善玉コレステロールを減少させず、悪玉コレステロールを減少させる働きが期待されている

オメガ9脂肪酸は、人間の体内でも合成可能

オレイン酸は、人間が食品から摂取している代表的なオメガ9系脂肪酸であり、牛肉、豚肉、アボカド、アーモンドなどに多く含まれている

 

多価不飽和脂肪酸

  • 血圧を下げる働きが期待されている
  • 酸化しやすく、加熱によって失われやすい
  • 体内でつくられないため、食事から摂取する
  • オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸に分けられる
  • オメガ6系脂肪酸は、サラダ油やコーン油に含まれる
  • オメガ3系脂肪酸はDHAやEPAなどの魚由来の油や、エゴマ・亜麻種子などの植物由来の油に含まれる

オメガ3・オメガ9脂肪酸は体内で合成できない必須脂肪酸

 

 

LDL(悪玉)コレステロールが減少する

コレステロールは、増えすぎるとLDL(悪玉)コレステロールとなり、動脈硬化(動脈の血管が硬くなり弾力性が失われる状態)を起こす危険があります。

 

放っておくと、心筋梗塞や脳梗塞を発症させる恐れがあるため、注意が必要です。

参照元:厚生労働省 e-ヘルスネット LDLコレステロール

 

「梗塞」とは、ある部分(心臓や脳など)の血液が流れなくなることで、(血液が流れなくなった箇所の)細胞が死滅してしまう状態のことを指す

 

コレステロール値を正常にしたい人は、オリーブの葉やオリーブオイルに多く含まれるオレイン酸を積極的に摂ることで、善玉コレステロールを減らさずに、LDLコレステロールを減少させる効果があるとして、注目されています。

 

 

オリーブ葉のお茶を選ぶ3つのポイント

オリーブ葉のお茶の種類は、数多くあります。

 

自分の好みに合わせたお茶を選ぶときのポイントは、大きく分けて3つあります。

 

1.原材料┃オリーブ葉100%のお茶を選ぶ

ポリフェノールは、植物の葉の苦味や渋味の成分です。

そのため、ポリフェノールが多く含まれるオリーブ葉100%のお茶を飲むと、苦みを感じる場合もあります。

 

苦味が苦手な人は、茶葉の蒸らし時間を短くすることや、お湯の量を調整することで苦味を軽減できます。

 

なかには、苦味を抑えて飲みやすくするために、ほかの茶葉や甘味料をブレンドしているお茶も販売されています。

 

ブレンド茶は、オリーブ葉の量を減らしているため、オリーブ葉の健康効果を最大限に得られない可能性があります

 

オリーブ葉に入っている成分の効果を高めたい人は、ブレンド茶にせず、オリーブ葉100%を選びましょう

 

2.生産地┃茶葉の生産地を確認する

オリーブは生産地によって、栽培しているオリーブの品種が異なります。

オリーブの品種により、味や香りも変わるため、購入する際はオリーブの生産地を確認しましょう。

 

また、安心安全を考えて国産品にこだわりたい人は、静岡県産や小豆島産をはじめとした、国内で栽培されたオリーブの葉を使ったオリーブリーフティーを選ぶとよいでしょう。

 

3.お茶のタイプ┃茶葉の形状を確認する

オリーブリーフティーは、主に茶葉パウダーティーバッグタイプの3種類があります。

 

オリーブリーフティーの味に慣れていて、本格的な味や香りを楽しみたい人は茶葉タイプを選ぶとよいでしょう。

 

パウダータイプは、水やお湯に溶かすことで簡単にお茶を作れる手軽さが特徴です。

 

マイボトルに入れて持ち運ぶことや、外出先で飲むことを想定している場合に適しています。

 

ティーバッグタイプは味も手軽さも兼ね備えているため、オリーブリーフティーを初めて飲む人・日常的に飲んでいる人を問わず、おすすめできます。

 

ホットとアイス兼用のティーバッグタイプのお茶を選ぶことで、季節によって使い分ける必要もなく、生活に取り入れやすい特徴があります。

 

 

【タイプ別】一般的なオリーブリーフティーの入れ方

ここでは、一般的なオリーブリーフティーの入れ方を、茶葉・パウダー・ティーバッグタイプの順に説明します。

 

オリーブリーフティーは、メーカーや商品によっておすすめする入れ方が異なる場合があります。

 

商品の注意書きをよく読んで、おいしいオリーブリーフティーをつくりましょう。

 

茶葉タイプのオリーブリーフティーの入れ方

茶葉タイプは、乾燥させたオリーブ茶葉がそのまま入っています。

 

グラム別に梱包されている商品もあれば、購入者の希望に沿って量り売りしているメーカーもあります。

 

茶葉タイプのオリーブリーフティーの入れ方は、大さじ1~2杯の茶葉を、急須かティーポットに入れ、好みの濃さになるようにお湯を注ぐ方法が一般的です。

 

パウダータイプのオリーブリーフティーの入れ方

パウダータイプのオリーブリーフティーは、オリーブの葉を粉末状にしているお茶です。

 

ホットで飲む場合は、ティースプーン1~2杯をコップや湯のみに入れ、お湯を注いでよく混ぜて飲みます。

 

アイスで飲む場合は、パウダーをマイボトルやペットボトルに入れ、水を入れて振ることで水出しオリーブリーフティーを簡単につくれます。

 

パウダータイプのオリーブリーフティーを購入する際は、個包装されている商品を選ぶと、持ち運びやすいでしょう。

 

ティーバッグタイプのオリーブリーフティーの入れ方

ティーバッグタイプのオリーブリーフティーは、オリーブの葉が細かくカットされ、ティーバッグに包まれています。

 

急須やティーポットに数回分まとめてつくることや、コップや湯のみに1杯ずつ入れることもできます。

 

急須やティーポットで入れる場合は、急須にティーバッグを1袋入れてお湯を注ぎ、好みの濃さになるまで蒸らします。

 

ボトルに水出しする際は、ティーバッグ1袋に対して、水1リットルを入れて、冷蔵庫で一晩冷やしてから飲みましょう。

 

12Olivesのオリーブほうじ茶

12Olivesでは、静岡県菊川産のオリーブ葉を使用した、こだわりの「オリーブほうじ茶(オリーブリーフティー)」を提供しています。

 

オリーブの葉は、品質を確認しながら、一枚ずつ丁寧に手摘みしています。

 

厳選されたオリーブの葉を、水洗いし、天日干したあと、独自製法で乾燥・焙煎しています。

 

できあがった茶葉は、専門業者のクリーンルームでティーバッグ加工されています。

 

ティーバッグは、トウモロコシ由来のソイロンを採用しており、環境や身体に配慮した、やさしいオリーブほうじ茶に仕上げました。

 

また、オリーブほうじ茶はノンカフェインのため、お子さまや妊婦の方も安心してお飲みいただけます。

 

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オリーブリーフティーで健やかに過ごそう

オリーブの葉には、抗酸化作用やコレステロールを減少させる働きを持つ成分が多く含まれています。

 

葉をそのまま食べることは難しいため、お茶として飲むことで、健康成分を余すことなく摂取できます。

 

自分に合ったオリーブリーフティーを選ぶ際は、茶葉の生産地に注目し、オリーブ葉100%で作られた商品を選択しましょう。

 

また、継続的にお茶を飲み続けるために、生活スタイルに合わせて、取り入れやすい茶葉の形状を確認することも重要です。

 

ぜひ、オリーブ葉のお茶を飲んで、健康的な毎日を過ごしましょう。

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